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【3分で紹介】落語「じゅげむ」のあらすじとオチ

じゅげむのあらすじ

熊さん夫婦は生まれたばかりの男の子に名前をつけるため、お寺の和尚に相談した。

和尚は「寿限無」、「五劫のすり切れ」、「海砂利水魚」、「水行末・雲来末・風来末」、「食う寝るところに住むところ」、「やぶらこうじのぶらこうじ」、「パイポパイポ・シューリンガン・グーリンダイ・ポンポコピー・ポンポコナ」、「長久命の長助」などさまざまな長生きに縁起のいい名前を提案する。

が、熊さんはどれも気に入らず、最終的にすべての名前を組み合わせたとても長い名前に決めた。

その名前の男の子は病気せずに元気に育ったが、名前が長すぎて周りが混乱することもしばしば。

ある日は学校で友達の金坊が迎えに来て、彼の名前を呼ぶ間に遅刻しそうになってしまった。

またある日は、喧嘩が大好きなじゅげむちゃんが他の子供たちにいたずらをして、その子たちが泣きながら訴えに来るものの、名前が長すぎてその間に泣き止んでしまうなんてこともあった。

オチ(サゲ)の種類

考えオチ

→落語のオチ(サゲ)の意味と種類一覧

主な登場人物

熊さん

子供に長生きの名前をつけたいと願う父親で、和尚の助言を元にとても長い名前を決める。

おかみさん

熊さんの妻で、和尚が提案した長い名前を受け入れる母親。

子供(寿限無寿限無・・・長助ちゃん)

熊さん夫婦の息子で、長い名前を持ち、病気せず元気に育つ。

和尚

熊さん夫婦に子供の名前を提案するお寺の僧侶で、縁起の良い名前をいくつも案を挙げる。

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