【3分で紹介】落語「芝浜」のあらすじとオチ(サゲ)
芝浜のあらすじ
酒好きの怠け者の魚屋勝五郎が、夜明け前に魚河岸へ仕入れに行く。
河岸で財布を拾い中を見たところ、中には大金が入っていた。
勝五郎は、そのお金をあてに、仲間とどんちゃん騒ぎをした挙句、そのまま酔って眠ってしまう。
起きると財布はなくなっていた。
焦る勝五郎に、女房はその財布の存在を「夢」と言って否定し、真面目に働くきっかけにしようとした。
その後、勝五郎は改心して働き商売繁盛し、3年後にはお店を構える。
その年の大晦日、女房が財布を隠していた真実を告げるが、勝五郎は感謝の意を述べ、新年を迎える。
女房は新年だからとお酒をすすめるが、勝五郎はお酒を飲む前に、
「また夢になるといけない」と言って、飲むのを止めてしまう。
オチ(サゲ)の種類
考えオチ
主な登場人物
勝五郎
腕はいいものの酒好きで怠け者の魚屋。金を拾って夢を見たと勘違いし、女房の言葉を信じて改心して商売に励むようになる。
女房
勝五郎の妻で、彼が拾った金で無責任な生活を送ることを心配し、金を拾ったことを夢だと言う。後に真実を告げ、勝五郎の謝罪と感謝を受ける。