【3分で紹介】落語「二番煎じ」のあらすじとオチ(サゲ)
二番煎じのあらすじ
江戸時代のある町で、町内の男たちが夜回りをする。
その日は寒い夜で夜回りが億劫だったため、二手に分かれて交代しながら夜回りをすることに。
帰ってきた一組目の男たちは、冷えた体を温めるため、宗助を筆頭にこっそり持ち寄った酒を飲みだす。
酒は煎じ薬を入れる土瓶に入れて役人からバレないようにし、次に鍋を持つ者も現れ、酒盛りが始まった。
しかし、飲んでいる最中に見回り役人がやって来る。見つかった酒は飲まれ、鍋まで食べられてしまう。
月番が酒が尽きた伝えると、役人は、もう一回りしてくる間に”2番煎じ”をしておけと言う。
オチ(サゲ)の種類
考えオチ
主な登場人物
月番
夜回りの順番など管理する役割を担当。夜回りの指示を行い、こっそり酒を持ってくる。
宗助
二手に分かれて夜回りをすることを提案。酒を土瓶に入れて隠そうとする。
町役人
見回りを監視する役人。旦那連中がこっそり持ち寄った酒や鍋を食べてしまう。
旦那連中
町内の旦那たち。夜回りをするために集まり、酒やご飯を持ち寄る。