【3分で紹介】落語「目黒のさんま」のあらすじとオチ(サゲ)
目黒のさんまのあらすじ
ある大名家の殿様が、目黒に遠乗りに出た先で、焼きたてのさんまを初めて食べる。
その美味しさに感動する殿様。
しかし家来は、さんまは庶民の食べ物であることを考慮し、殿様にはさんまを食べたことを周りには内緒にするように勧める。
後日、親戚の家に招待された時に、殿様はさんまを食べたいとリクエストした。
しかし、家来は殿様に配慮し、さんまの骨を抜き油を落とすなど違う調理法で作ったため、目黒で食べたものとは全くの別物に。
美味しくないので仕入先を家来に聞くと、日本橋魚河岸で仕入れたものとのこと。
「やはりさんまは目黒に限る」と答えた殿様だった。
オチ(サゲ)の種類
考えオチ
主な登場人物
殿様
ある大名家の主で、初めて目黒で焼きたてのさんまを食べて美味しさに感動したものの、家来に内緒にするよう言われる
家来
殿様に従う家臣。さんまは庶民の食べ物であるため、屋敷でさんまを食べたことを口止めする