【3分で紹介】落語「皿屋敷」のあらすじとオチ(サゲ)
皿屋敷のあらすじ
町内の男たちが、お菊の幽霊が出るという皿屋敷に夜な夜な見に行く。
聞くところによると、皿屋敷には今でもお菊の幽霊が出るらしく、お皿を数え始めて8枚目・9枚目まで数えるのを聞くと、恐ろしことが起きるらしい。
男たちが見ていると噂通りにお菊が現れた。だが彼女が美女だったので、男たちは見とれてしまい、9枚目を聞く前、ギリギリで慌てて逃げた。
そんなお菊の噂が広がり、遂に興行師が介入し、お菊は見物料を取るようになるほどの人気者に。お菊も悪い気はしていないようだ。
ある日、連中が見に行くと、お菊の幽霊が酔っ払っており、お皿を18枚目まで数えてしまう。
連中が問い詰めると、お菊は開き直り、お皿数えるのはをあくまで幽霊の勝手だと怒るのだった。
オチ(サゲ)の種類
考えオチ
主な登場人物
男たち
町内の連中で、お菊の幽霊が出るという話に興味を持ち見に行く。
お菊の幽霊
皿屋敷で皿を数える美しい女性の幽霊。9枚目の皿を数える前に逃げることが恐ろしいとされているが、ある日酔っ払って18枚まで数えてしまう。
興行師
お菊の幽霊が人気者になるのを見て興行を始め、見物料を取るようになる。