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【3分で紹介】落語「ねずみ」のあらすじとオチ(サゲ)

ねずみのあらすじ

仙台に来た彫り物師の左甚五郎は、客引きの子供につかまり粗末な宿に泊まった。

宿の主の卯兵衛は、不遇な目に遭い粗末な宿を営んでいるという。

この話を聞いた左甚五郎は、宿を繁盛させるために木の鼠を彫り、宿に置くことにする。

不思議なことに木の鼠は動き回り、それを見に来た人のおかげで宿は大繁盛。

だが、卯兵衛をこれまでいじめてきた向かいの宿「虎屋」の主人、丑造はこれが気に食わない。

丑造は、高い金を払って木の虎を作らせ、木の鼠と向かい合わせに置いた。

すると、鼠は虎に怯えたのか、動かなくなってしまった。

虎のせいで鼠が動かなくなったことを卯兵衛の手紙で知った甚五郎は、再び仙台を訪れる。

甚五郎は、鼠になぜ怖がるのかと聞くと、鼠「あれは猫ではなかったのか」と驚いた。

オチ(サゲ)の種類

仕込みオチ

→落語のオチ(サゲ)の意味と種類一覧

主な登場人物

左甚五郎

彫り物師で、仙台の宿で木の鼠を彫って繁盛させる。

卯兵衛

仙台の粗末な宿の主人で、甚五郎に助けを求める。

卯之吉

卯兵衛の息子。卯兵衛の後妻のお紺・丑造にいじめられてしまう。

お紺

卯兵衛の後添えの女房で、番頭とくっついて卯兵衛をいじめる。

丑造

虎屋の番頭。木の鼠に対抗し、飯田丹下に木の虎を作らせる。

飯田丹下

仙台城下一の彫刻名人で、虎屋に大きな木の虎を彫る。

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