【3分で紹介】落語「動物園」のあらすじとオチ（サゲ）

動物園のあらすじ

仕事が長続きしない男が、親戚のおじさんから、動物園で虎の皮を着て虎のフリをする仕事を紹介された。

虎の皮を着せられ、研修を受けた男は檻の中でうろつくことに。

開園後、子どもたちが虎の檻に押し寄せる。化けの皮が剝がれる危機があったものの、どうにかやり過ごす。

虎の生活に慣れ始めたところで、場内マイクで虎とライオンの一騎打ちが始まるとアナウンスされる。

動揺する男の檻に、威厳たっぷりで入ってくるライオン。子どもたちはライオンに興奮し、男が扮する虎を弱虫と罵る。

怖がる男にライオンがゆっくりと近づくが、ライオンが男の耳元で「心配するな、わしも五千円で雇われた」と告げる。

オチ（サゲ）の種類

考えオチ

→落語のオチ（サゲ）の意味と種類一覧

主な登場人物

男

仕事が長続きしないことで悩んでいる主人公。親戚のおじさんから動物園で虎の皮を着て働く仕事を紹介される。

おじさん

男の親類で、彼に仕事を紹介する。動物園で虎の皮を着て働く仕事を紹介するが、男が戸惑う様子を見て呆れる。

ライオン

動物園で男が演じる虎と一騎打ちをすることになる。実は男と同様に五千円で雇われている。

係員

動物園で働いている人物で、男に虎の皮を着せ仕事を教える。

子どもたち

開園時から虎の檻に集まってくる。ライオンとの対決で虎を弱虫扱いするが、虎を本物だとは知らずにいる。