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【3分で紹介】落語「百川」のあらすじとオチ(サゲ)

百川のあらすじ

田舎者の百兵衛が上京し、日本橋の料亭「百川(ももかわ)」で奉公を始める。

早速、魚河岸の連中が来客。百兵衛が会話していると、百兵衛の訛りが強さから度々誤解が起きてしまう。

魚河岸の客が、常磐津節の師匠の「歌女文字(かめもじ)」を呼んで来いと百兵衛に指示する。

百兵衛は、歌女文字と医者の鴨池玄林(かもじげんりん)を間違えて呼んで来てしまう。

百兵衛の話を勘違いし、喧嘩があったのかと思った鴨池先生は、慌てて治療道具を百兵衛に渡して先に帰らせる。

三味線ではなく治療道具を渡された魚河岸の客は困惑したが、鴨池先生が来て誤解が全て明らかに。

百兵衛に対し全部間違っていると指摘すると、彼は「かめもじ」と「かめじ」の一字だけ間違えたと主張する。

オチ(サゲ)の種類

間抜オチ

→落語のオチ(サゲ)の意味と種類一覧

主な登場人物

百兵衛

料亭百川の奉公人で、田舎者。訛りから度々指示を誤解する。

魚河岸の連中

百兵衛さんが奉公先の料亭の客。百兵衛に頼み事をするが、聞き取りの勘違いからうまくいかない。

鴨池玄林

外科医者。百兵衛さんが「歌女文字(かめもじ)」を呼んでいたのを間違えて連れてこられてしまう。

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