1. HOME
  2. ブログ
  3. 都内の落語定席(寄席)の一覧

都内の落語定席(寄席)の一覧

落語を1年365日楽しめる劇場のことを「落語定席」と言います。

都内には、新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場・鈴本演芸場の4軒の劇場があります。

それぞれ劇場によって、場の雰囲気や出演する芸人さんが変わることが特徴です。

また、スケジュールや料金、昼夜入れ替え制の有無などの違いもあります。

芸はもちろん、各劇場の雰囲気なども比べながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

各劇場の情報まとめ

劇場名チケット料金
※通常興行の料金
開演時間昼夜入替出演団体公式サイト
新宿末廣亭・一般:3,000円
・シニア:2,700円
・学生:2,500円
・小学生:2,200円
昼:12:00~16:15
夜:16:45~20:30
なし・落語協会
・落語芸術協会
URL
浅草演芸ホール・一般:3,000円
・学生:2,500円
・小学生:1,500円
昼:11:40~16:30
夜:16:40~21:00
なし・落語協会
・落語芸術協会
URL
池袋演芸場・一般:2,800円
・学生:2,500円
・小学生:1,800円
昼:14:00~17:15
夜:18:00~20:30
あり・落語協会
・落語芸術協会
URL
鈴本演芸場・一般:3,000円
・学生:2,500円
・小学生:1,500円
昼:12:30~16:00
夜:17:00~20:15
あり・落語協会URL
※2023年6月現在の情報。
※料金は、各劇場にて割引制度や、特別興行時に料金の変更あり

新宿末廣亭:レトロな建築や、まったり座れる桟敷席も魅力

基本情報

1,897年に創立し、126年(2023年現在)の歴史を誇る劇場です。

1921年に現在の土地に引っ越してきたものの、戦時中に焼失。その後1,946年に再建しました。

再建後も改築が進み、椅子席が映画館のような椅子になった他、桟敷席でまったり観ることもできるような快適な環境が整いました。

都内の定席のなかで、唯一の木造建築であり、2階建てのレトロな空間で演芸を楽しめるのも魅力のひとつです。

新宿の高層ビルが立ち並ぶ中歩いていると、タイムスリップしたかのような伝統的な建物が現れる雰囲気が何とも言えず良い。

住所

〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目6−12

開演時間

  • 昼の部:12:00~16:15
  • 夜の部:16:45~20:30

※昼夜入れ替えはなし。入場終了は19:15。

チケット・料金

基本的には公演当日に、劇場窓口にて購入可能で、自由席です。

混雑が予想される興行についてはオンラインにて購入可能です。

チケット種類チケット料金
一般3,000円
シニア(65歳以上)2,700円
学生2,500円
小学生2,200円
※余一会、正月期間興行、定席の特別興行の場合、料金・入替の有無が変更になる場合あり

スケジュール

10日毎に出演者を替えて興行。

  • 上席:各月1日~10日
  • 中席:各月11日~20日
  • 下席:21日~30日

各席(10日間)を、落語芸術協会と落語協会の二つの協会が交互に出演している。

  • 落語芸術協会:奇数月の上席と下席、偶数月の中席の出演
  • 落語協会:偶数月の上席と下席、奇数月の中席の出演

また、12月以外の31日と、12月29日は『余一会』と称し、特別公演を行っている。

飲食

OK

売店あり、持ち込み可

※飲酒/酒気帯びでの入場はNG

サイト

新宿末廣亭公式HP

関連記事

新宿末廣亭の楽しみ方。チケット料金・購入法、座席やアクセスについて解説。

浅草演芸ホール:都内最大の面積を誇る劇場、THE浅草の劇場

基本情報

浅草の繫華街である通称「公園六区」と呼ばれる通りに面した劇場。

1階席・2階席含めた面積の広さは都内寄席の中では最大だ。

6~7月の部では大喜利が行われたり、8月の部では「住吉踊り」が行われるなど、

他の劇場では見られないようなイベントを見られることも魅力だ。

住所

〒111-0032 東京都台東区浅草1-43-12 (六区ブロードウエイ 商店街中央)

電話番号:03-3841-6545

開演時間

  • 昼の部:11:40~16:30
  • 夜の部:16:40~21:00

※昼夜入れ替えはなし。再入場NG。

チケット・料金

基本的には公演当日に、11:00より劇場窓口にて購入可能。自由席。

<通常興行/特別興行チケット料金>

チケット種類通常興行料金特別興行料金
一般3,000円3,500円
学生2,500円3,000円
小人(4歳以上)1,500円2,000円
※特別興行は年末年始を含む

<夜割料金>

チケット種類夜割18:00~夜割19:00~
一般2,500円2,000円
学生2,000円1,500円
小人(4歳以上)1,500円1,500円
※特別興行の場合は、夜割がない場合もあり。障がい者手帳をお持ちの方は、同伴者1名まで割引あり

スケジュール

10日毎に出演者を替えて興行。

  • 上席:各月1日~10日
  • 中席:各月11日~20日
  • 下席:21日~30日

各席(10日間)を、落語芸術協会と落語協会の二つの協会が交互に出演している。

  • 落語芸術協会:偶数月の上席と下席、奇数月の中席の出演
  • 落語協会:奇数月の上席と下席、偶数月の中席の出演

また、12月以外の31日に特別興行を行っている。

その他、8月1日~10日の期間中は、昼の部の大喜利で、

笑点メンバーを中心とした「にゅうらいおんず」による演奏あり。

飲食

OK

売店と自販機あり、持ち込み可

※飲酒/酒気帯びでの入場はNG

サイト

浅草演芸ホール公式HP

関連記事

浅草演芸ホールの楽しみ方。スケジュールや料金、アクセスなど解説。

池袋演芸場:芸をじっくり楽しみたい方にもオススメ

基本情報

池袋演芸場と言えば、芸人と観客の距離が近く、芸人の持ち時間も長いため、

じっくりと細かいところまで楽しめることが魅力。

都内の落語定席の中では唯一の戦後に開場した劇場だ。

住所

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-23-1

電話番号:03-3971-4545

開演時間

<上席・中席>

  • 昼の部:12:30~16:30
  • 夜の部:17:00~20:30

<下席>

  • 昼の部:14:00~17:15
  • 夜の部:18:00~20:30

※昼夜入れ替え制

チケット・料金

基本的には公演当日に、劇場窓口にて購入可能。自由席。

チケット種類上・中席下席(昼)
一般2,800円2,500円
学生2,500円2,300円
小人1,800円1,800円
※上・中席特別興行は料金変更する場合が有。下席の夜の部は日替わり特撰会になっているので、日毎に料金変更。

<割引制度>

割引種類チケット料金
浴衣&着物割引2,300円
学生服割引(中高生)2,000円
シニア(65歳以上)2,300円
親子割引1,500円(小人)

スケジュール

10日毎に出演者を替えて興行。

  • 上席:各月1日~10日
  • 中席:各月11日~20日
  • 下席:各月21日~30日

下席・夜の部は、日替りの特別興行になっており出演者が異る他、

31日は余一会として、企画ものを行っている。

各席(10日間)を、落語芸術協会と落語協会の二つの協会が交互に出演している。

  • 落語芸術協会:奇数月の上席と下席、偶数月の中席の出演
  • 落語協会:偶数月の上席と下席、奇数月の中席の出演

飲食

OK

売店と自販機あり、持ち込み可

サイト

池袋演芸場公式HP

関連記事

池袋演芸場の楽しみ方。スケジュールやアクセス、料金について解説。

鈴本演芸場:安政4年から、創立166年の歴史

基本情報

江戸時代の1857年、現在の鈴本演芸場の前身となる本牧亭が建てられたことが創立に繋がっており、

創立166年(2023年現在)と歴史が長い。

都内の落語定席では、落語協会と落語芸術協会が交互で興行を行っていることが多いが、

鈴本演芸場では、ほぼ落語協会の芸人のみで興行を行っている。

住所

〒110-0005 東京都台東区上野2-7-12

電話番号:03-3834-5906

開演時間

  • 昼の部:12:30~16:00
  • 夜の部:17:00~20:15

※昼夜入れ替え制

チケット・料金

チケット種類チケット料金
一般3,000円
学生(中学~24歳)2,500円
小人(小学生以上)1,500円
※通常興行価格

スケジュール

10日毎に出演者を替えて興行。

  • 上席:各月1日~10日
  • 中席:各月11日~20日
  • 下席:各月21日~30日

毎月31回は、独演会などの特別興行を行っている

飲食

OK

売店あり、持ち込み可

※飲酒はNG

サイト

鈴本演芸場公式HP

関連記事

鈴本演芸場の楽しみ方。チケット料金・購入法、座席やアクセスについて解説。

関連記事