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寄席とは?料金や服装・マナーについて、初心者にも分かりやすく解説

寄席ってどんなところ?

寄席(よせ)は、日本の伝統芸能である落語や講談をはじめ、漫才やマジックなど様々な演芸を楽しむための劇場です。

寄席の歴史は江戸時代から始まり、現在も東京や大阪、名古屋など、都市を中心に営業しています。

寄席では、一日の中で昼・夜など複数に分けて興行が行われるので、様々な芸を一日で楽しむことができます。

定席ってなに?

「定席」とは、1年中休みなく落語を聞ける演芸場、つまり寄席を指します。

都内には落語定席が4軒ある他、大阪には天満天神繁昌亭、宮城には花座など、様々な都市で定席があります。

寄席の1カ月のスケジュール

各劇場によってスケジュールは異なりますが、約10日毎にスケジュールを変える場所が多く、以下のように上席・中席・下席と分けて呼びます。

  • 上席:月の前半10日(1日~10日)
  • 中席:月の中盤10日間(11日~20日)
  • 下席:月の後半10日間(21日~30日)

また各上中下席の中でも、上席前半・上席後半のように、前半・後半に分けてスケジュールを組む劇場も見られます。

寄席の1日の流れ

主に昼の部・夜の部に分けて興行が行われ、1回につき4時間程のプログラムとなります。

一人の持ち時間は約15分で、15人~18人ほどが出演し、主任(トリ)は約30分の持ち時間です。

寄席と言えば落語のイメージですが、実は漫才やマジック、曲芸師など「色物」と呼ばれる芸人が何組か出演します。落語に飽きずに見ながら、トリはたっぷり楽しめるようなプログラムとなっています。

また、途中に「仲入り」と呼ばれる休憩を15分ほど挟みます。仲入り前ラストの出演者は「中トリ」と呼ばれ、こちらも重要なポジションとなっています。

約10日間同じプログラムは続きますが、演者が日によって変わったり、その日によって演者が内容を変えることも多いので、連日見ても楽しむことができます。

料金のシステム・チケットの購入方法について

料金・チケット購入方法

寄席の料金システムは、劇場やイベントによって異なりますが、

一般的には、当日に劇場の窓口にて予約不要でチケットを購入することができます。

チケット代は、約2,000~3,000円の劇場が多く、特別公演などを除き、並ばずに入場できることが多いです。

また、学生割引やシニア割引、劇場によっては遅い時間での入場の割引、浴衣&着物割引などが用意されている場合もあります。

長くいればいるほどお得!「昼夜入れ替え」制度について

寄席は1日に昼の部・夜の部など複数の部に分かれて行われますが、劇場によっては1枚のチケットで一日通して見られる場合と、そうでない場合があります。

  • 昼夜入れ替えなし:1枚のチケットで、前日通して見られる場合
  • 昼夜入れ替えあり:各部それぞれでチケットが必要な場合

劇場によって仕組みは異なりますので、予め確認してみることをおすすめします。

服装・飲食のマナーは?途中退場しても問題ない?

寄席は普段着でOK。飲食はアルコール以外OK。

寄席にはドレスコードがなく、普段着で楽しむことができます。

また、飲食はアルコール以外OKなところが多いです。

ご飯はなるべく音の出ないものにする、携帯電話はマナーモードにする、などの最低限の配慮は必要ですが、自由に過ごすことができるのが寄席の魅力です。

途中入場・退場もOK。再入場はNGの場所が多い。

途中入場・退場も自由なので、お目当ての演者を見終わったら帰る、というようなことも全く問題ありません。

ただし、再入場はできない劇場が多いので、注意が必要です。

ご飯を食べながら噺を楽しむのも良し、歴史ある劇場の雰囲気を楽しむも良し。

寄席の楽しみ方は様々です。自分の好きな過ごし方を探してみてはいかがでしょうか。

落語の知識がなくても楽しめる?

落語の知識がなくても、寄席で楽しむことに全く問題はありません。

落語のストーリーが分からなくても、落語家の身振り手振りや声の抑揚、仕草など、表現を楽しめる要素は沢山あります。

周りの観客がどこに反応しているかを見ながら、自分自身の楽しめるポイントを探すことも楽しさの一つです。気に入った演者や演目を見つけたら、のちに調べてみることで、次回以降の鑑賞がさらに楽しくなります。

また、プログラムの中には、紙切りやマジック、漫才など、様々なジャンルの演芸が含まれているので、落語以外の楽しみも見つけられることと思います。

寄席は気軽に楽しめる場であることが最大の魅力です。ぜひリラックスして楽しんでみてください。

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