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【3分で紹介】落語「寝床」のあらすじとオチ(サゲ)

寝床のあらすじ

旦那が浄瑠璃の会を楽しみにしている日、久七が町内を回って帰ってくる。

久七は、町中の人がそれぞれ理由があって浄瑠璃の会に欠席することを旦那に伝えた。

久七が旦那に出席するかと聞かれると、開き直った態度で出席を伝える始末。

旦那はもう浄瑠璃を語らないと言い、人の気持ちが分からない長屋の連中は追い出すと言い出す。

久七は再び長屋を回り、事情を察した人々は続々と集まり、浄瑠璃が聞きたいと手のひらを返した。

しかし、旦那は今日は浄瑠璃を語れないと強情だ。

そんな中、一人が「芸惜しみ」と言い出す。それを聞いた旦那は喜び、浄瑠璃を語ることを決める。

旦那の浄瑠璃が始まるが、観客は飲み食いに夢中になり、寝込んでしまう。

一休みで旦那が観客の様子を見に行くと、観客が寝ていることが分かり大激怒。

ただ、定吉だけが泣いており、旦那がその理由を尋ねると、旦那が定吉の布団を舞台としていので、寝れなかったと話す。

オチ(サゲ)の種類

間抜オチ

→落語のオチ(サゲ)の意味と種類一覧

主な登場人物

旦那

浄瑠璃の会を楽しみにしているが、長屋の人々が聞きに来ないことに激怒する。

久七

旦那の使い走りで町内を回ってくる。人々の欠席の理由や旦那が怒っていることを伝え歩く。

定吉

旦那の浄瑠璃を聞くが、自身の布団が使えないので他の人のように眠れなくて泣いている。

町内の人々

旦那の浄瑠璃に誘われるが、行きたくないので様々な理由を付ける。旦那に長屋から追い出されそうになり焦って来て、旦那を褒め出す。

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