【3分で紹介】落語「熊の皮」のあらすじとオチ(サゲ)
熊の皮のあらすじ
いつも妻に尻に敷かれている甚兵衛。
ある日、医者から赤飯をもらったため、妻からお礼に行くよう任される。
妻は甚兵衛に、お礼と口上の話し方を教えるが、甚兵衛は中々覚えられない。
最後に妻から「よろしく言っていたと伝えてほしい」と念を押され、そのまま医者の元へ向かう。
甚兵衛が医者の家に行くと、医者は喜んで亭主を迎え入れるが、甚兵衛は正しい口上を言えない。
だが、医者はなんとか甚兵衛が言いたかったことを汲み取り、事なきを得る。
医者は最後に、患者の病を治したお礼に熊の皮の敷物をもらったことを甚兵衛に話す。
熊の皮の話を聞いた甚兵衛は、妻からの挨拶を伝えることを思い出した。
オチ(サゲ)の種類
考えオチ
主な登場人物
甚兵衛
主人公。いつも妻の尻に敷かれており、医者の元へ赤飯を貰ったお礼を言うよう頼まれる。
女房
医者にお礼を言うよう亭主に頼む。妻が挨拶していたと言うように念を押す。
医者
横町の医者。患者の快方祝いとして熊の皮を貰い、甚兵衛と妻に赤飯をあげた。